「 アラル海の環境変化 (地域の人々の生活危機から)」
・はじめに
このテーマを設定するにあたって、DNA(情報館新聞記事検索機)、インターネット等を使って検索した主なキーワードは、(アラル海、枯渇、塩、砂漠化、生活、漁業、水、農地、灌漑、旧ソ連、冷戦、)などです。 環境問題を考える時に、一番考えないといけないことは、問題が直接影響する、地域のことであると考えます。このアラル海でも、気候変動問題、生物兵器問題、生態系破壊、水利権問題などの世界問題が多々あると思うのですが、まずはその地域の生活のことを問題に取り上げることが重要ではないでしょうか。一番近くのモノを知ることによって、問題の本質が見えてくるのではないかと思います。
・記事の要約
アラル海は旧ソビエトの大規模灌漑によって、湖に流れ込む水量が減り、62年には面積では琵琶湖100個分くらいあったのが、01年には33個にまで減少してしまった。そして、現在では毎日20メートル水が沖へ後退していて、そういった影響は子供の健康被害を拡大させていることが書かれていました。またその影響は、湖に近い地域、遠い地域に住む子供達で違うということ...