情報社会論2

閲覧数2,019
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『情報化と情報行動について論じなさい。』
    1.情報化について
     情報化ということばが登場したのは1960年代の終わりであるが、その定義は必ずしも明確ではない。情報化の「化」は接尾語で名詞などの後について「…の状態になる。…の状態にする。」を表すため、そのまま考えると情報の状態になるあるいは情報の状態にするということになるが、この「情報」の定義は様々である。そもそもは「敵情についての報告」を意味する軍事用語から来ているが、梅棹忠夫は「人間と人間の間で伝達されるいっさいの記号の系列」、中野は「メッセージ、記号、媒介の結合体」としており、増田米二は人間の目的達成欲求を満たすための手段と考えるなど、現在ではかなり広い意味で使われている。
     日本の情報化は、コンピュータの高度化による第1次(1970年前後)、ネットワーク構築の進行や衛星放送・CATVなどの「ニューメディア」の登場による第2次(1980年前後)、社会にマルチメディアが普及した第3次(1994年以降)と進んできた。つまりその時期によって情報化の内容が異なると考えられるが、ここでは高度な情報機器・情報メディアの導入や情報基盤の整備によ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。