佛大レポート 教育社会学 第2設題

閲覧数1,885
ダウンロード数29
履歴確認
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8

  • ページ数 : 8ページ
  • 会員550円 | 非会員660円

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

『学力低下とは何かを明らかにし、社会層のような社会的不平等と学力がどのような関わりをもつのかについて述べよ』
一般的に社会全体で認知されている「学力低下」と「社会的不平等と学力」との関わりあいについて記述していく。まず始めに、「学力低下」について述べていきたい。
学力低下というが、まず学力という言葉の定義そのものがはっきりとしていないところがあるので、何をもって、何が基準で低下したと判断するのか、上昇したとするのかが非常に難しくなってくる。学校での筆記テストでの平均点が下がる、得点率がいままでよりも低くなるといったことが必ずしも学力低下にならないと思ので、まずその特徴から記述していきたい。昨今、学力低下の議論と異質な言葉がある。「インセンティブ・ディバイド」という言葉が小堀圭一郎氏によって指摘されている。この言葉の意味を簡単に説明すると、今からどんどん出てくる新しい世代の子ども達の学力は、今までの世代の学力には及ばないといった「縮小再生産」の過程が始まった のではないかという疑念があるというところに、根本的でなおかつ、深刻な問題があるのであるといっている。このような疑念の根底にあるのは...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。