学校図書館での情報メディアを利用する場合には、すでに記憶されたディスク系のCD・DVDのメディアのなかから必要なものを選択・収集する場合と、学校内で生成された情報を記録・保存したり、教材を作成して配布したりするために使用する場合とがある。また、オンライン系のインターネットのウェブ(WWW)を使用して情報収集する場合がある。
ディスク系のCD・DVDは、いずれも通常直径12センチ・厚さ1.2ミリの円盤で、ごく薄い記録ディスクの両側に透明プラスチック樹脂を吹き付けてある。CDとDVDは音声情報だけでなく、文字情報と映像情報を記録できる。例えば、ソフトウエア、辞書、文献情報データベースの記録、また、オリジナルの教材を作成するのに活用することができる。
一方、オンライン系のインターネットは、世界中のコンピュータや各種通信機器どうしがつなげられた分散型のネットワークである。さらには、このネットワーク上で提供されるWWWやeメールなどの各種サービス、およびそれらを利用する行為そのものをいう場合もある。
インターネットは、学校図書館におけるレファレンス・サービスの充実に大いに活用される。特に...