理科教育法 第1設題

閲覧数1,392
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    『(1)子どもたちが生活している「地域の自然」を教材化する必要性を2つの観点から解説せよ。
    (2)そのうち1つの観点から、あなたの居住している地域の自然を教材化した事例(授業の展開例)を示せ。』

    1.地域の自然の教材化の必要性
    近年、地域性を生かした理科教育が注目されはじめ、地域の自然を教材化した実践が各地で試みられるようになっている。これまで、自然を対象とした理科教育は、変化に富んだそれぞれの地域の自然を教材化せず、全国どこへ行っても同じ素材を使用して行なわれていることが一般であった。
    それでは、なぜ地域の自然を教材化することが

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『(1)子どもたちが生活している「地域の自然」を教材化する必要性を2つの観点から解説せよ。
    (2)そのうち1つの観点から、あなたの居住している地域の自然を教材化した事例(授業の展開例)を示せ。』
    1.地域の自然の教材化の必要性
    近年、地域性を生かした理科教育が注目されはじめ、地域の自然を教材化した実践が各地で試みられるようになっている。これまで、自然を対象とした理科教育は、変化に富んだそれぞれの地域の自然を教材化せず、全国どこへ行っても同じ素材を使用して行なわれていることが一般であった。
    それでは、なぜ地域の自然を教材化することが必要であると考えられるようになったかを考えてみる。ここでは、「子どもの自然の認識」と「理科教育・環境教育の目的」という2つの観点からその必要性を考える。
    A.子どもの自然の認識
     自然認識には3つのレベルがあると森一夫は言っている。第1のレベルは「事実認識」である。これは個別の事物あるいは現象をそのまま認識することをいう。第2のレベルは「原理・法則的認識」である。これは、第1のレベルの事物や現象にどのような法則があるか、またなぜそのような法則が成り立つのかを認...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。