聖徳大学 家庭科教育法

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    第1課題 第1設題
    1、児童がよりよい家庭生活を過ごすためには、自らの家庭生活の課題を見つけ、家族の一員として生活を工夫していくことが大変重要とされている。家庭科教育とはすなわち、家族の中の自分を知り、家族との関わり合いをもち、日常生活に必要な技能を身に付けるなど、生活的な自立の基礎となる資質や能力の育成を図りながら、楽しく豊かな生活ができるための基礎を養う性質をもつ。
    こうした技能や能力を育む目的を達成すべく、学習指導要領における家庭科の目標として、「衣食住などに関する実践的・体験的な活動を通して、家庭生活への関心を高めるとともに日常生活に必要な基礎的な知識と技能を身に付け、家族の一員として生活を工夫しようとする実践的な態度を育てる。」と示されている。このように教科の目標にあるように、教科の学習方法の特質として、実技的・体験的な活動を通して学び、その中で家庭生活への関心を高め、基礎的な知識と技能を身に付け、家族の一員として家庭生活の中から課題を見つけ解決していくことを重視している。そして、家庭科の最終目標を、「家族の一員として生活を工夫しようとする実践的な態度を育てる」こととし、社会...

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