中学校(高校)における学級活動の留意事項についてまとめてください。
序論
特別活動の中において、学級単位として行われるのは学級活動だけである。このことは学級担任が全面的に指導することを意味し、同時に学級活動の効果を高めるため、大前提として担任が生徒を理解すること、そして生徒と教師の人間関係をしっかりと構築することが大切であることを意味する。中学校・高校では教科制のため、学級生徒と触れ合う時間が少なくなりがちで信頼関係を築くことは容易ではないかもしれない。その中で学級活動の内容を達成していくためには、担任と生徒の人間関係の形成を中心に、その基盤となる学級づくりに努めなければならない。ここでは私が学級担任であると想定し、学級活動に取り組む上での留意点を考察していく。
本論
学級活動の中心的活動となるのは、学級討議である。そこでは学級担任の指導力が大いに問われる。児童・生徒が円滑に目的達成のために討議を進めていくためには、十分な指導が必要となる。
議題の決定
児童・生徒主体型と教師主体型
議題については、本来、自主的に児童・生徒が決定し、それについて討議を行っていくのが望ましい。ただし、...