私は、文学部教育学専攻で、教師を目指しています。そのため、子どもに関することで、将来に役立つことを調べようと思いました。
近年、子供の学力の低下が騒がれています。
その原因は、ゆとり教育、テレビゲームや携帯電話などの普及、学習意欲の低下、生活の夜行化、共働きによる両親の不在など、たくさん考えられます。
データでみると、学力の国際比較(OECD(経済協力開発機構)生徒の学力到達調査)によると、
科学的リテラシーの分野では2000年2位→2003年2位→2006年6位
読解力の分野では、2000年8位→2003年14位→2006年15位
数学的リテラシーの分野では、2000年1位→2003年→6位→2008年10位
と順位が下がってきています。
このことから、私は学力低下の一つの原因として、朝ごはんの有無で学習成績に影響はあるのかを調べてみました。
まず、朝食を食べない人がどのくらいいるのか、年齢別に統計してみました。(表1 1995年)
赤は女性、青は男性を表しています。
男性のほうが女性よりも欠食率が多いと言えます。
20代男性の欠食率は33.1%、30代は27%と...