キリスト教は、ギリシャ文化と結合して、ローマ帝国でも認められるようになった。そして、民衆への布教活動とともに教育もした。キリスト教育広まるきっかけは、カール大帝の時代である。政治や軍事だけではなく、カール大帝は、教育を大切さ、重要性を認識していた。その時代に、キリスト教の布教と、その教育活動を奨励したのである。キリスト教は、神の前に差別はなく、貧富、階級、職業、奴隷もなく、すべての人々が神の前に平等であるとしている。教会はこの教えに従い誰もが読める書物を作ったり、教育の活動に努めた。教会や修道院では学校を設立したり、子ども達へ賛美歌や読み書き、唱歌、算術などを教えたりして教育の学び場を作り、子...