教育心理学『子どもの「不適応行動」について述べよ。』

閲覧数1,574
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    代表キーワード

    教育心理学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     『子どもの「不適応行動」について述べよ。』
     私たちの生活は豊かになり、とても快適な生活をしていると思う。しかし、そのような中でも、自分の欲求が満たされない場面というのはたくさんある。子どもの発達過程において、欲求不満に耐える力というものが身につくのだが、欲求不満に耐える力が弱かったり、欲求の満足を阻止する力が強大で永続的であると、不適応状態に陥ってしまう。
     このような状態になると、周囲の人々や社会と衝突して問題を引き起こすことになる。これを不適応行動と呼ぶ。子どもの不適応行動のうち、不登校、引きこもり、無気力など、適切な人間関係がもてないでいる状態を、まとめて非社会的行動という。これに対して現存の社会的規範から外れた行動、いじめ、校内暴力、家庭内暴力などや売春、援助交際、薬物乱用などの非行は反社会的行動という。その他には、摂食障害や自殺など、簡単に分類できないような不適応行動も見られる。
     以下に、具体的事例を挙げ、考察する。
    1 不登校
     〈事例〉男児、15歳、中学2年生。約3ヶ月前から登校を嫌うようになる。母親に前夜言われて登校の準備をするが、1人で家を出ることができない。玄...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。