図画工作Ⅱ「幼児の生き生きとした造形活動を促す、導入時の『言葉がけ』『環境設定』のあり方について述べよ。実際に製作し、させた経験、身の回りで見聞きした子どもの事例をあげながら述べること。」 |
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「幼児の生き生きとした造形活動を促す、導入時の『言葉がけ』『環境設定』のあり方について述べよ。実際に製作し、させた経験、身の回りで見聞きした子どもの事例をあげながら述べること。」
幼児の園生活において、造形活動はあらゆる場面で行われる。幼児の生活の中心は遊びであり、造形活動も幼児にとっては遊びの1つである。そのため、幼児が主体的に楽しく、いきいきとした造形活動をできるように促す必要がある。そのためには、まず幼児が造形活動に興味・関心を示すことが非常に重要となってくる。つまり、活動初期や最中における「助言」や「環境設定」が大切な役割を果たしており、本レポートではこの2点を中心に以下に述べていきたい。
助言とは、表現活動を始めた子どもたちへの「言葉かけ」のことである。助言は、子どもに与える影響は非常に大きなものがあり、そういった意味では保育者の力量が問われる過程なのである。
ブリテンは、必要のない助言や機械的に指示を与えたり、型にはまった褒め言葉を投げかけるよりは、黙って子どもの活動を見守っていた方がよいと述べている。ここで注意したいのは、「見守る」ということは、決して無関心でいる...