学生実験第1レポート
C2 マイクロコンピュータ
1.目的
マイクロプロセッサが動作するときのバス上の信号をモニタして、信号の流れとタイミングを理解し、これに基づき簡単な出力インターフェース回路を構成する。これにより、マイクロコンピュータのハードウェアに対する基本的な理解を深める。
2.実験方法
(ⅰ)バス上の信号の観測
以下に示す表1のテストプログラムをメモリにロードして実行し、LD(8020H)、A命令について実行時のバス上の信号を観測し、その信号線をモニタで観測した。そのあと、LD A、(HL)命令、OUT命令、IN命令についても実行時のバス上の信号をモニタで観測した。ここで観測した信号線を以下に示す。
CLK →クロック
A0~A15 →アドレスバス
M1 →M1
MREQ →Memory Request
RD →Read
WR →Write
IORQ →I/O Request
D0~D7 →データバス
表1・テストプログラム1
ADDRESS 命令コード MNEMONIC 8000
8002
8005
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