ディジタル信号処理

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    資料紹介

    1.目的
    アナログ―ディジタル変換器(A-D変換器)を用いてアナログ電圧をディジタル信号に変換し、A-D変換の概念および実際のA-D変換器の動作原理を理解する。また、ディジタルフィルタ・デザインツールを用いてディジタルフィルタを作成し、ディジタル信号処理システムの特性を理解する。
    2.解説
    アナログ信号をディジタル信号に変換することをA-D変換といい、これを行う装置をA-D変換器という。逆に、ディジタル信号をアナログ信号に変換することをD-A変換といい、これを行う装置をD-A変換器という。
    A-D変換は次の2段階で行われる。
    (1)標本化:アナログ信号から一定時間間隔()でサンプルをとることによる横軸(時間軸)方向の離散化操作
    (2)量子化:標本化されたアナログ信号の振幅値をディジタル量に変換する、縦軸(振幅軸)方向の離散化操作
    アナログ信号は、一般には縦軸と横軸の両方において連続的に変化する無限大の情報量を持っているため、厳密にディジタル信号に変換するためには無限小の離散化幅が必要となる。ただし、現実にはそれは不可能であり、有能な離散化幅で変換することになる。離散化幅を小さくすればす

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    1.目的

    アナログ―ディジタル変換器(A-D変換器)を用いてアナログ電圧をディジタル信号に変換し、A-D変換の概念および実際のA-D変換器の動作原理を理解する。また、ディジタルフィルタ・デザインツールを用いてディジタルフィルタを作成し、ディジタル信号処理システムの特性を理解する。
    2.解説

    アナログ信号をディジタル信号に変換することをA-D変換といい、これを行う装置をA-D変換器という。逆に、ディジタル信号をアナログ信号に変換することをD-A変換といい、これを行う装置をD-A変換器という。

    A-D変換は次の2段階で行われる。

    (1)標本化:アナログ信号から一定時間間隔()でサンプルをとることによる横軸(時間軸)方向の離散化操作

    (2)量子化:標本化されたアナログ信号の振幅値をディジタル量に変換する、縦軸(振幅軸)方向の離散化操作

    アナログ信号は、一般には縦軸と横軸の両方において連続的に変化する無限大の情報量を持っているため、厳密にディジタル信号に変換するためには無限小の離散化幅が必要となる。ただし、現実にはそれは不可能であり、有能な離散化幅で変換することになる。離散化幅を小...

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