胃がん

閲覧数4,400
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    1.胃がんの概要
     (1)概念
     (2)原因 
     (3)病態と臨床症状
    2.胃がんの外科的治療
     幽門側胃切除術
    3.胃切除術後の合併症・術後障害
    4.胃がん患者の術後看護
    (1)手術後の看護
     (2)回復期の看護

    タグ

    がん障害転移分類原因男性臨床感染看護

    代表キーワード

    胃がん看護

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.胃がん
    (1)概念
     胃に発症する悪性腫瘍をいい、その90%が腺がんである。わが国における胃がんの死亡率は諸外国に比べて著しく高く、他の臓器に比べても高値を示している。しかし、近年、診断技術の進歩により、早期発見が可能となり減少傾向にある。発症の男女比は男性に多く、男性の癌死亡率の中では肺がんに次いで2位、女性では1位である。
    (2)原因
     病因は、遺伝子の異常であると言われているが、食生活における高塩分食や穀物の大食、動物性食品の小食、嗜好品、喫煙等の因子が、習慣的に取り込まれて癌化すると考えられている。現在、胃がんの原因としてヘリコバクター・ピロリ菌感染があげられている。ピロリ菌感染は胃炎の原因の1つであり、胃炎を起こすものは胃がんの原因になるとされている。
    (3)病態と臨床症状
    <病態>
     胃がんは胃壁の最も内側の粘膜に発症し、粘膜に沿って横の方向に広がるとともに、胃壁の深層に向かって浸潤性に発育する。胃がんは進行度によって早期胃がんと進行胃がんに分けられる。早期胃がんは癌の浸潤が粘膜、あるいは粘膜下層に限局し、がんの大きさやリンパ節転移の有無などには関係しないもので、浸潤が...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。