1.肝硬変とは
2.原因疾患
3.症状
4.肝炎の経過
5.検査・診断
6.重症度分類
7.治療
8.合併症とその治療
9.肝硬変患者の看護
10.肝硬変患者の食事療法
肝硬変
1.肝硬変とは
肝臓には再生機能があるため、肝障害が生じると肝細胞の壊死が起こるが、障害が短期間の場合は再生能により元の状態に戻る。しかし、障害が長期間にわたる場合には線維化を生じる。
様々な原因により、肝細胞が死に至り肝小葉の脱落が生じた結果、びまん性に膠原線維による線維性隔壁形成と肝細胞の再生結節が生じる。これらが慢性的に進行し、肝小葉構造が改変されると肝硬変に至る。
肝硬変症は、一般的に黄疸・腹水・肝性脳症の見られない代償期と、症状の発現が見られる非代償期(肝不全)とに分けられる。
代償期では、日常生活で特に制限はない。非代償期で、肝性脳症発生時には、血中アンモニア濃度を低下させるためラクツロースやラクチトールなどの難消化性二糖類(アンモニアの産生・吸収を抑制)を服用させる。
腹水があるときには、食塩制限(1日3~5g)と安静が大切である。また、利尿薬を投与する場合もある。胃・食道静脈瘤が破裂し、吐血・下血が起こった場合は、ただちに止血操作をする。
2.原因疾患
母子垂直感染でキャリア化 キャリアの一部で慢性化
C型 血液 30%は一過性
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