哲学概論1

閲覧数1,927
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    タグ

    倫理子ども心理道徳哲学人間言葉カント旅行

    代表キーワード

    哲学概論

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    テキストを読み進める内に生ずる自分なりの疑問批判を明確に述べよ
     
    カントは哲学において『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』の三書を著し、人間と道徳を尊重した。道徳の持ちうる道徳性より感性的な要素を完全排除することによって定言命法である「(単に)~せよ」という道徳が得られると説いたのである。例えば、損得感情を持って道徳感情を選択することは現象人のすることであり、仮言命法であるということになってしまう。そして、これが仮言命法である以上、道徳が得られることはないわけであって、カントはこれをしてはならないと説いたのである。
    また、義務論倫理から言えば「雲の上の」貫徹主義では感性的な要素というものであり、そういったものを持ち合わせた倫理観というもの自体が理性的なものではないと説いたのである。例えば善であるとか目的であるとか言われるものは排除すべきであるし、逆にこうした心の選択的理性を持たないことによって純粋な理性が達成されると説き、普遍性の倫理という志向を確立させている。
    これは、「正」という道徳が「善」というものからの独立を意味しており、哲学や倫理学に言われるところに影響を大きく与...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。