93回問131
非ステロイド性抗炎症薬に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
チアラミドは、主にシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害することにより抗炎症、鎮痛、解熱作用を現す。
メロキシカムは、アスピリンと比較してCOX-2に対する選択性が高く、胃粘膜障害作用は弱い。
エトドラクは、COX-2と比較してCOX-1に対する阻害作用が強いため、胃粘膜の損傷を起こしやすい。
ロキソプロフェンは、生体内で活性型になるプロドラッグであり、胃粘膜障害作用が弱い。
1(a,b) 2(a,c) 3(a,d)
4(b,c) 5(b,d) 6(c,d)
解答 5
× チアラミドは、非ステロイド性塩基性抗炎症性薬であり、シクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害することなく、抗炎症、鎮痛、解熱作用を現す。
○ メロキシカムは、アスピリンと比較してCOX-2に対する選択性が高く、胃粘膜障害作用は弱い。
× エトドラクは、COX-1と比較してCOX-2に対する阻害作用が強いため、胃粘膜の損傷を起こしにくい。
○