84回薬剤師国家試験問16

閲覧数7,622
ダウンロード数1
履歴確認
更新前ファイル(1件)

    • ページ数 : 2ページ
    • 全体公開

    タグ

    資料の原本内容

    84回問16
    水の性質に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
    過冷却の状態にある水が同温度の氷へ相変化するとき、化学ポテンシャルは低下する。
    沸点で水が気化するとき、水1モルあたりのエントロピーは増大する(ΔS>0)が、エンタルピーは低下する(ΔH<0)。
    0℃において平衡にある氷と水の屈折率は等しい。
    液相中の水分子は、温度上昇とともにH3O+とOH-とに電離しやすくなる。
    解答 1
    ○ 過冷却の状態にある水(1気圧において0℃以下の状態の水)は化学ポテンシャルが大きく、不安定な状態である。そのため、0℃以下で安定な氷に相変化を起こすとき、化学ポテンシャルは低下する。
    × 沸点で水が気化するとき、水1モルあたりのエントロピーは増大する(ΔS>0)し、エンタルピーも増大する(ΔH>0)。
    × 屈折率は、温度、圧力、測定波長、密度により変化し、氷と水は密度が異なるため、0℃において平衡にある氷と水の屈折率は異なる。
    ○ 液相中の水分子は、温度上昇とともにH3O+とOH-とに電離しやすくなる。
    a b c d 1 正 誤 誤 正 2 誤 正 正 正 3 正 正 誤 誤 4 誤 正 誤 誤 5 誤 誤 正 誤

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。