S0105教育心理学 科目最終試験 解答例

閲覧数3,243
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員1,320円 | 非会員1,584円

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    S0105 教育心理学 科目最終試験 対策資料 6点セット 
    ●象徴機能の発生について説明せよ。説明にあたって具体的研究例も提示して下さい。また教育との関連で大切な点を説明しなさい。
    象徴機能とは、ものごとや出来事を何らかの記号に置き換えてそれが目の前に存在しないときにも記号によって認識する事をいう。言葉の発達と認知発達は深く結びついており、言葉の発達は代表的な象徴機能の一つであり、やがてより進んだ言語活動として比喩や詩的な表現などへ進んでいく。
    子どもは1歳半から2歳にかけて表象能力を現しはじめる。ある子どもは「ガアン…ゴオン…」と言いながら長方形の箱を動かし、時々箱を止め、自分のからだの動きも止めて「プシュッ」と言った。これは電車に乗ったときのイメージをもとに、後日、家の中でその特徴を再現しているのだが、この模倣行為には箱を電車にみたてる活動、箱やからだを動かしたり止めたりして電車に乗っているふりをする活動が含まれている。ここでの箱や子どもの音声・しぐさは象徴といえる。象徴機能が発生してくると、子どもたちの遊びで、ごっこ遊びが盛んになる。
    ガーベイ(1980)は役割、動作プラン、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。