前略 このたびは息子○○が自転車にてあなた様の大事なお車に傷をつけてしまい、大変ご迷惑をおかけいたしました。私の監督不行き届きの点、誠に申しわけなく、ひとえにお許し賜わりますようお願い申しあげます。
道路での運転には常日頃から厳しく言い聞かせておりますが、当日は友人との約束事があり急いでいたようでございます。多大なご損害をおかけいたし、なんともお詫びの申しあげようがございません。ぜひとも相応の賠償をさせていただきたく存じておりましたが、保険にて修理するからというご処置、また子供のしたことであるからという寛大なお言葉、恐縮の至りに存じます。心からお礼申しあげます。
今後はこのような間違いをいたさぬようくれぐれも注意いたしますので、誠に勝手ながらなにとぞご寛恕いただきたく伏してお願い申しあげます。
末筆ではございますが、ご尊家皆様のご健康とご発展をお祈り申しあげます。
まずは略儀ながら、書面にて心からお礼申しあげます。
草々