拝啓 若葉の候 ますますご健勝のこととお喜び申しあげます。
さて、先日は遠方にもかかわらず、わざわざお越しくださいまして、またお心づくしのお見舞いのお品までちょうだいいたし、厚くお礼申しあげます。
お陰様で薄皮をはぐようではございますが、徐々に快方に向かっておりますので、ご安心くださるようお願い申しあげます。十分に養生して、一日も早く退院できるよう念じております。
末筆ながら、ご尊家皆様によろしくお伝えくださるようお願い申しあげます。
まずはとりあえず、書面をもってお礼申しあげます。 敬具