運動生理学概説

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    資料紹介

    運動生理学概説
    (1)糖質の消化
    糖の消化は口腔で始まる。唾液アミラーゼはデンプンおよびグリコーゲンをマルトースにまで分解するが、口腔内での滞在時間の短さからわずかしか分解できない。膵液アミラーゼはデンプンおよびグリコーゲンをマルトース、マルトリオースおよび分枝状少糖類と、分枝のない少糖類および若干のグルコースとに分解する。消化の仕上げとして、小腸ではスクラーゼ、マルターゼ、ラクターゼ、トレハラーゼ、イソマルターゼまたは1,6-グルコシターゼなどの小腸分泌液がスクロース、マルトース、ラクトース、トレハロース、1,6-グルコシドを分解し、終末産物としてグルコース、フルクトース、ガラクトースなどの単糖類を生み出す。
    (2)脂質の消化
     脂質に対して、口腔内では舌リパーゼが、胃では胃リパーゼがトリアシルグリセロールを加水分解し、遊離脂肪酸と1,2-ジアシルグリセロールを主に生成する。また、胆汁は脂肪に働きかけ、乳化、酸の中和を起こし、コレステロール分泌の重要な担体にもなる。膵分泌液中のリパーゼ、コレステ

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    運動生理学概説 「6.20特別レポート」
    学籍番号 A06-1623
    A類保健体育科 2年   田嶋 亮
    (1)糖質の消化
    糖の消化は口腔で始まる。唾液アミラーゼはデンプンおよびグリコーゲンをマルトースにまで分解するが、口腔内での滞在時間の短さからわずかしか分解できない。膵液アミラーゼはデンプンおよびグリコーゲンをマルトース、マルトリオースおよび分枝状少糖類と、分枝のない少糖類および若干のグルコースとに分解する。消化の仕上げとして、小腸ではスクラーゼ、マルターゼ、ラクターゼ、トレハラーゼ、イソマルターゼまたは1,6-グルコシターゼなどの小腸分泌液がスクロース、マルトース、ラクトース、トレハロース、1,6-グルコシドを分解し、終末産物としてグルコース、フルクトース、ガラクトースなどの単糖類を生み出す。
    (2)脂質の消化
     脂質に対して、口腔内では舌リパーゼが、胃では胃リパーゼがトリアシルグリセロールを加水分解し、遊離脂肪酸と1,2-ジアシルグリセロールを主に生成する。また、胆汁は脂肪に働きかけ、乳化、酸の中和を起こし、コレステロール分泌の重要な担体にもなる。膵分泌液中のリパーゼ、コレステ...

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