P6507 英語史(レポート第1設題&テスト1-6)

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    資料紹介

    P6507 英語史(レポート第1設題&テスト1-6)
    テキストや参考図書をもとにまとめたものです。
    レポート、テスト共に無事パスしました。

    レポート
    第1設題:中英語期にイングランドに入ったフランス語の種類について述べよ

    テスト
    1.中英語期にノルマン・フランス語(Norman French)を経てイングランドに入ったものと、中央フランス語(Central French)から入ったものとの間で音韻上対立を示している例を示せ。
    2.中英語期にゲルマン系、フランス系、ラテン系と三層をなしている同意語が認められ、それぞれ微妙な意味の差がある。例をあげて説明せよ。
    3.中英語期イングランドで話されていた五方言の名をあげ、その中で標準英語に発達したのはどれか。またその背景的な理由について述べよ。
    4.ルネッサンス期に綴字と発音の不一致が著しくなった語が増えた理由を、具体例をいくつか示しながら説明せよ。
    5.Chaucerが中部方言を用いて書いたことを、代名詞などの例で説明せよ。
    6.大母音推移(Great Vowel Shift)により、name、see、sea、moon、stone、like、houseの各母音が、14世紀、16世紀、現在でそれぞれどのように発音されたか、発音記号を用いて示せ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「中英語期にイングランドに入ったフランス語の種類について述べよ」
    1100-1500年の英語を「中英語」と呼ぶが、この時期は英語史において、もっとも変化に富んだ時期であった。そのきっかけとなったのが1066年のNorman Conquestである。古英語から判るように、英語は元来ドイツ語と同じゲルマン系の言語であるが、このNorman Conquestによって大陸のゲルマン諸言語とは異なる特徴をもつ言語、つまり中英語へと変化したのである。そして、この中英語期における顕著な変化の一つがフランス語の大量流入である。

    Norman Conquest後、イギリスの支配階級や高位聖職者は、ほとんどがノルマン系の人々で占められた。彼らはノルマンディーをはじめ、フランスにいくつかの領地を保有し続け、英仏間の往来が続いたため、知識階級や支配階級の間ではフランス語が日常語として使用された。この状態は以後、約300年続き、この期間にフランスの言語と文化が大量にイングランドへ流入したのである。この言語は、元来ノルマンディー地方の方言であり、イングランドで使われていたフランス語であることから、Anglo N...

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