精神医学2

閲覧数1,163
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    タグ

    精神医療福祉

    代表キーワード

    医療

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「気分障害、特にうつ病の原因、症状、治療、予後についてまとめ、現代社会において、なぜうつ病が増えているのかについて、分析、考察しなさい。」
     うつ病の生涯有病率は約10%、女性は男性のおよそ2倍である。初回エピソードは典型的には30代であり、中高年では時点有病率が高いといわれ、最も重要な外的要因は、最近の不幸なライフイベンツと、幼少時期の親との離死別あるいは重大なストレスと虐待であり、うつ病への脆弱性を増やすと考えられる。これらの要因は、内因性うつ病でも神経性うつ病でもみられる。現在の不幸な社会的環境(失業や信頼できる人間関係のないこと)は、こうした脆弱性を増やすことになり、重症の身体疾患(内分泌疾患、悪性腫瘍、一部ウイルス性感染症)はうつ病と関係が深い。女性は、特に出産後数週間にうつ病エピソードを経験しやすいとされている。

     症状として、不安、アルコール過剰摂取、心気的とらわれ、また焦燥によって隠される。これらの非典型的所見は特に青年期によくみられ、主要な生物学的変化は、睡眠、食欲、性欲においてみられる。睡眠は早朝覚醒パターンとなり、朝方に気分が最も悪い(日内変動)。食欲は低下して...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。