明星大学通信
000460 道徳教育の研究 テスト対策 模範解答
参考文献 「第3版 道徳教育の研究」
著者:森下恭光・佐々井利夫 出版社:明星大学出版 出版年:2009年
「道徳の時間の指導法について説明せよ」
「道徳教育について、家庭が果たすべき役割について考察せよ」
「道徳教育の可能性について考察せよ」
「戦前・戦中に行われた「修身」の教育と、現在行われている「道徳」教育の相違を説明」
「現行の学習指導要領の中で、道徳教育はどのような位置を占めているか説明せよ」
道徳教育の研究
「道徳の時間の指導法について説明せよ」
道徳の時間の指導法は、5つあり、①話し合い②教師の説話③読み物資料の利用④視聴覚教材の利用⑤役割演技である。
話し合いは、教師と児童、児童と児童との間に展開される。話し合いにより、自分と他人との違いを知った上で、自分はどうすべきかを考える契機をつかむことになる。話し合いをした後とする前では、何らかの変化が起きることを期待できるのがこの方法である。
教師の説話は、学級担任という児童にとっては身近な権威をもつ人物によって語られる内容は、強い作用力をもつ。説話は自己を語ることであり、明確な意図を持って行われる作業である。
読み物資料の利用は、読む作業によって、理解・鑑賞を進め、そのことを通して間接経験を展開し、結果として、経験の拡大と深化をとげることができる。読んで終わるにするのではなく、読後の感想をまとめさせる。
視聴覚教材の利用は、視覚や聴覚を刺激する学習には、大きな効果が期待できる。視聴覚教材を利用した後の指導を行うことにより、感動や興味を持続定着させるようにする。
役割演技は、脚本なしに即興的に演じる。現実世界の疑似体験を行...