明星大学通信
000691 生活科教育 テスト対策 模範解答
参考文献
「平成20年学習指導要領対応 生活科の理論」
著者:勝浦勝義・佐々井利夫 出版社:黎明書房 出版年:2011年
「小学校学習指導要領解説 生活編」
著者:文部科学省 出版社:日本文教出版 出版年:2008年
・生活科の学習指導の特質について
・小学校教育における生活科の意義について
・生活科と「総合的な学習の時間」との関連について
・「学習指導要領」にある生活科の内容のうち任意に2つ取り上げ解説
・生活科の目標の特色
・生活科の学習指導の特質について
①知識中心の教科ではない。
生活科は教師が教え、児童がそれを覚えるというような知識中心の教科ではない。具体的な活動や体験を通して、児童が自ら学び、自ら生きる知恵を身につけることを目指している。そのためには、教師の役割は、教え込むのではなく、援助し助言することが中心になる。
②教師は援助者で、主役は児童である。
生活科では、児童が意欲的に自ら進んで活動するように、教師は学習環境を整え、授業の場ではその主体的な活動を促す援助者になることが求められている。主役は児童であり、教師は表面に出ることをできるだけ少なくして、児童の活動を見守り、援助していくことが大切である。
③教師主導の一斉授業はなじまない。
教師は子ども一人ひとりについて理解を深め、子どもの学習を励まし、それぞれの能力や適正などを引き出し育てるという考えを持つことが大切である。それが支援することであり、一方的に指導すること以上に教師としての専門性が問われるのである。
教師が一方的に教え、子どもが覚えるといった教師主導、結果重視の指導ではなく、教師の任務は、一人ひとりの子どもが自主的、...