S0618算数科教育法_第1設題

閲覧数1,387
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    設 題
    算数科教育の歴史(黒表紙教科書、緑表紙教科書、水色表紙教科書、単元学習、現代化、ゆとり)について述べ、それらの教育内容を自分の視点で考察せよ(4枚程度)。上記を踏まえ、2002年度完全実施の学習指導要領(算数科)の特徴について述べ、その教育内容を自分の視点で考察せよ。(4枚程度)
    算数科教育の歴史について述べる。まず大正時代においては、教育の国家統制が強まる中、藤沢、菊池らによって、教育内容も一元化されていくようになった。黒表紙教科書における算数の内容は、厳格な数え主義のもとで、数と計算を中心に構築された。藤澤の数え主義や菊池の幾何は、国家としての教育制度を確立する上で強力な推進力を担うものであったが、当時の子供の認識の発達を考慮したものではなかった。
    昭和初期になり発行された緑表紙教科書では、ドイツの「幾何教育」などの影響から、図形それ自体を扱う内容が見られるようになった。また子供の認識の発達を重視した構成となった。
     第二次大戦中に発行された水色表紙教科書は、内容としては、ファシズムの影響を受けて、理数科という教科の「統合」がなされた。しかし、基本的にはそれまでの「緑表紙教...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。