2-2ジエチルジチオカルバミン酸錯体の溶媒抽出吸光光度分析法(検量線を用いる吸光度光度法の習得)

閲覧数5,411
ダウンロード数21
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ジエチルジチオカルバミン酸錯体の溶媒抽出吸光光度分析法
    要旨
    ジエチルジチオカルバミン酸錯体を加える以外は特に吸光度分析法と大きな違いは無い(実験手順では)。7つの分液ロートを用意し1番目には銅イオンは入っていない。2番目から6番目には濃度既知の銅イオンが各濃度で入っており、これは後の検量線を引くために必要な濃度となる。最後の7番目には目的の銅-ニッケル試料溶液の溶液が入っている。この試料溶液の濃度を検量線から割り出すのが今回の実験の最終目標である。ここで濃度既知の銅標準溶液のファクターはf=1.006であり、試料溶液の銅イオン濃度は3.87 x1^-4 となった。
    目的
     検量線を用いる吸光光度法を学ぶ。ことに吸光光度法における結果の精度について検討し、ここで用いる溶媒抽出法の原理および方法を理解する。この分析方法ではニッケルイオンが共存するとそれなりの影響がある。そこで試料溶液中に含まれる銅イオンを、まずチオシアン酸錯体をジエチルジチオカルバミン酸錯体に変換して、その吸光度から銅を定量する。
    原理
    ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム:(Sodium diethyldithioca...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。