児童福祉1少子化の要因1

閲覧数1,166
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     「「少子化」の要因と児童に及ぼす影響について述べよ」
     日本は欧米諸国と比べて極めて急速に少子高齢化がすすんでいる。1990年に「1.57ショック」といわれて以来、少子化の問題が一般にも注目を集めるようになった。戦後の第一次、第2次ベビーブーム以降、合計特殊出生率は下がり続け、ついに2005年の国勢調査で総人口が前年比で約2万人の減となり、明治以降初めて出生数が死亡数を下回るという人口の自然減となった。合計特殊出生率も1.26と過去最低となり人口減少社会となった。平成20年度は1.37と3年連続で前年を上回ってはいるが、人口を維持できる水準2.1には遠く及ばず、少子化は止まらない。
     少子化の大きな要因の一つとして、まず晩婚化が考えられる。厚生労働省の人口動態統計によると、男女の平均初婚年齢は、1955年には男性26.6歳、女性23.8歳であったが、2007年には男性30.1歳、女性28.3歳となり、特に女性の初婚年齢の上昇が顕著である。女性の高学歴化や社会進出に伴い、結婚、出産よりも社会で認められる仕事を望む女性が増えてきた結果、結婚する時期が遅くなってきたと考えられる。晩婚化は、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。