458児童心理学4-1 4-2

閲覧数1,249
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    4-1 向社会的行動とその発達にかかわる要因について述べなさい。

    4-2 自己概念の形成過程について述べなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    458児童心理学4-1 4-2
    4-1 向社会的行動とその発達にかかわる要因について述べなさい。

    向社会的行動とは、外的な報酬を期待することなく、他人や集団のためになることをしようとする行動であり、具体的には親切行動、援助行動、奉仕活動などがある。向社会的行動が発現するメカニズムは、他者が援助を必要としていることに気づき、その人の置かれている状況を見極め、自分のすべき適切な行動を判断して意思決定し、実行するという段階を踏む。この気づきと意思決定の間には、自分にどんな行動が求められているか判断し、相手の気持ちに共感し、相手の立場に立って相手の感情、要求、考えなどを予想して状況をとらえるという媒介過程がある。これらの媒介要因は、いずれも年齢が上がるにつれ、自己中心的なものから社会的なものへ発達的に変化している。それに従い、向社会的行動も児童期を通して増加傾向または利他主義的な傾向へと移行するという研究結果がある。

     向社会的行動は、子どもの認知的発達に応じて、周囲の大人や同年輩の仲間との相互作用を通じて発達していく。ホフマンは子どもがよくないことをしたり、過失をおかしたときの親の養育態...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。