(1)当該章を選んだ理由
私が、この章を選んだ理由は、乳幼児期という一番大切な時期において、どのような言語に関する指導を行うことが大切なのかを確認したいと思ったからです。なぜなら、乳幼児期にどのように周囲の人に接せられてきたかは、その後の将来をも左右する重要なものであるからです。それにもかかわらず、乳幼児は、言葉に対して明確な受け答えをするわけでもないし、自分自身が乳幼児期だったときの記憶も当然ないので、その時期の言語活動についてより詳しく学びたいと思いました。
(2)環境
乳児は、自分の力だけで育つことはできず、周りの大人の助けがなければ何もできない。したがって、乳児の持つ発達可能性を生かすも殺すも大人次第ともいえ、周りの大人に課された乳児の発達能力を引き出し、育てる責任は、とても重要なものである。「保育所保育指針」によると、子どもは、様々な環境との相互作用により育つのであり、保育者と子どもとのかかわりは非常に重要である。保育者は、常に子どもの気持ちになって共感し、語りかけ、信頼関係を築かなければならない。子どもが、心も
言葉指導法
第8章 保育所保育指針の「言葉」の解説について
(1)当該章を選んだ理由
私が、この章を選んだ理由は、乳幼児期という一番大切な時期において、どのような言語に関する指導を行うことが大切なのかを確認したいと思ったからです。なぜなら、乳幼児期にどのように周囲の人に接せられてきたかは、その後の将来をも左右する重要なものであるからです。それにもかかわらず、乳幼児は、言葉に対して明確な受け答えをするわけでもないし、自分自身が乳幼児期だったときの記憶も当然ないので、その時期の言語活動についてより詳しく学びたいと思いました。
(2)環境
乳児は、自分の力だけで育つことはできず、周りの大人の助けがなければ何もできない。したがって、乳児の持つ発達可能性を生かすも殺すも大人次第ともいえ、周りの大人に課された乳児の発達能力を引き出し、育てる責任は、とても重要なものである。「保育所保育指針」によると、子どもは、様々な環境との相互作用により育つのであり、保育者と子どもとのかかわりは非常に重要である。保育者は、常に子どもの気持ちになって共感し、語りかけ、信頼関係を築かなければならない。子どもが...