Z1104 教育社会学1 提出リポート

閲覧数1,036
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『学歴社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのかについて学力の視点から述べよ』
    学歴社会とは 
    学歴社会とは「社会的地位、職業的地位など限られた資源配分の重要な基準のひとつを学歴に求める」社会のことである(テキスト56Pより)。換言すれば、学歴社会においては、就職や昇進、結婚などの局面において、本人の資質能力や人格などだけではなく、学歴の高低が強く影響する。
    日本は先進諸国の中でも比較的このような傾向が強いとされており、その勢いが弱まりつつある現在でも、学歴が持つ影響力は一定の地位を占めている。そして受験戦争の低年齢化や、そこからあぶれた子どもたちの非行、学歴偏重のエリート主義など、学歴社会は様々な社会問題の元凶として槍玉に挙げられている。
    ここで注意しなければならないのは、学歴社会は実力主義社会の実現を阻害する対置的概念とは言い切れないということである。現在、学歴社会という言葉は、本人の資質能力以上に学歴を重視して不当に差別したり、年端も行かない子どもたちに熾烈な受験戦争を強要したりといった負のイメージをまとっている。この印象に沿って規定すると、学歴社...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。