高分子合成化学実験レポート
アクリルアミドの重合(単独重合)
1.目的
AAPDを開始剤とするアクリルアミドの水溶液中でのラジカル単独重合を行う。開始剤の量、反応温度、反応時間を変え、ポリマーの重合率の違いを確かめる。
2.実験方法
配布されたプリントの項目(2)に従い行った。
ただし、我々のグループは、
開始剤量 0.30 ㎎
温度 70℃
時間 30分
という反応条件で行った。
3.実験結果・考察
<ラジカル反応式>
<収量・収率>
アクリルアミド秤取量 0.50 g
ポリアクリルアミド粗ポリマーの収量・収率 0.36 g 73%
ポリアクリルアミド再沈殿後の収量・収率 0.37 g 75%
今回、同じ重合条件だった他グループと比較してみると、収率は同じくらいで信頼度の高い結果になったと思われる。これも脱気操作を十分に行えたことや、ポリマーの沈殿を定量的に取り出せたこ...