実験2 粒度分布測定
[1]要旨
粉体の粒度は一義的に決定することができないため、目的に応じて測定方法を選択しなければならない。今回の実験では、画像法(Feret径)と比重計法によって粒度分布を求め、あわせて粒度解析を学ぶ。
[2]実験結果
1)比重計法
分散媒:ヘキサメタリン酸ソーダ 2.0132g
水温 25.0℃
比重 1.0005
懸濁液:溶融アルミナ 20.0050g
測定開始時の水温 28.0℃
〃 終了時の水温 25.8℃
液量 965ml
液面からの深さh(有効深さ)に存在しうる最大粒子径は、次の式で与えられる。
μ:分散媒(水)の粘度 0.89×10-3 [Pa・s]
g:重力加速度 9.8[m/s2]
ρp:粒子の密度 3.9×103 [kg/m3]
ρl:分散媒の密度 1.0005×103 [kg/m3]
h:有効深さ 10-2[m]
t:経過時間 [s]
水の粘度μはPerry’s Chemical Engineering Handbookの値からである。
また、積算ふるい下分布U...