一次反応 評価:優

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    酸触媒によるショ糖の加水分解反応を旋光度法により測定し、反応速度定数と水素イオンの濃度との関係を調べる。

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    実験時間測定変化考察理論方法加水分解温度

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    一次反応

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    ・テーマ
      酸触媒によるショ糖の加水分解反応を旋光度法により測定し、反応速度定数と水素イオンの濃度との関係を調べる。
    ・要旨
      ショ糖の加水分解は下の反応式のように進行する。
     ショ糖      ブドウ糖  果糖
      この反応は元来二次反応であるが、水の量が十分多ければショ糖に関する一次反応とみなすことができる。
      一般に反応速度を測定しようとするときは、濃度に比例する任意の物理量が分かればよい。今回の実験では反応系中の化合物の旋光能を利用し反応速度を測定する。
      理想的な一次反応であれば、旋光度αの時間依存性は下のように表される。
         
    したがって、縦軸にlog(α-α∞)を、横軸に時間tをとりプロットをとるとその傾きか
     ら反応速度定数kが、切片から反応開始時(t=0)の旋光度α0が得られる。
      上の方法を利用して、酸触媒(塩酸)の濃度を1.5Mと3.0Mとしたときのそれぞれの反応速度定数kを求め、比較検討する。
    ・実験方法
     一日目
    メスフラスコを利用し1.5M塩酸50cm3とショ糖水溶液50cm3(ショ糖15gを蒸留水で溶解)を作り、10分程度恒温槽に浸し試料...

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