第二次世界大戦直後の日本人は、食料不足から飢餓状態にあったが戦後60年を迎えた現代社会は、食生活の欧米化や飽食の時代を迎えている。そのために健康障害という問題点も増えてきている。
日本人は摂取したエネルギーを脂肪として蓄積できるようにという倹約遺伝子が欧米人に比べ多く、運動不足などの生活習慣に加えられ肥満などの生活習慣病が引き起こされている。
そこで健康であるための食生活とは、どういったものなのかを考えていきたいと思う。
食事とは生命活動の維持だけでなく、おいしさ、楽しさ、喜びを得ることができ、心身ともに満たされる行動である。
しかし、何も考えずにただ食事をすれば良いというわけではない。食事の量や栄養素が不足すれば栄養失調や疾病、逆に多すぎる場合は肥満などの健康障害を引き起こす可能性がある。
食事の質、量を考えながら摂取することが望ましいだろう。
最近では、食品の安全性が重視され添加物や生産地などが細かに表示されるようになってきた。
メディアでも食品の安全性がよく取りあげられており、健康のための食材選びなど、現代人が食の安全に関心があることがわかる。
しかし、朝食...