発達心理学「乳幼児期から児童期に至る発達の特徴やプロセスについて述べよ。」

閲覧数6,680
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    「乳幼児期から児童期に至る発達の特徴やプロセスについて述べよ。」

    1.発達とは

    発達とは、生体が受胎してから死に至るまでの間におこる心身の機能や形態の変化のうち、一時的、偶発的なものを除き、長期にわたる系統的、持続的、定方向的な変化・変容のことである。心理学者のエリック・H・エリクソンは、人間の発達は前段階の発達課題を達成した上で、次の段階に進むという漸成的発達理論を提唱した。ここではエリック・H・エリクソンの漸成的発達理論について考察する。

    2.エリクソンの漸成的発達理論

    エリクソンの発達理論は自我と社会との関係を重視しているところに特徴があるが、その特徴は主として、次の4点が挙げられる。一つめの特徴は、

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「乳幼児期から児童期に至る発達の特徴やプロセスについて述べよ。」
    1.発達とは
    発達とは、生体が受胎してから死に至るまでの間におこる心身の機能や形態の変化のうち、一時的、偶発的なものを除き、長期にわたる系統的、持続的、定方向的な変化・変容のことである。心理学者のエリック・H・エリクソンは、人間の発達は前段階の発達課題を達成した上で、次の段階に進むという漸成的発達理論を提唱した。ここではエリック・H・エリクソンの漸成的発達理論について考察する。
    2.エリクソンの漸成的発達理論
    エリクソンの発達理論は自我と社会との関係を重視しているところに特徴があるが、その特徴は主として、次の4点が挙げられる。一つめの特徴は、健康なパーソナリティを考察したこと。二つめの特徴は、特定の文化への子どもの社会化は生得的な心理社会的段階を経て進行するということ。三つめの特徴は、個人がそれぞれの心理社会的段階における同一性の危機を乗り越えることが、自我同一性(ego-identity)を獲得する過程であるということ。そして四つめの特徴として、人間の一生は8つの漸成的発達段階に分けられ、各発達段階には固有の発達課題が...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。