国際政治史第4課題

閲覧数1,879
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    国際政治史 第4課題

    冷戦発生のプロセスについて、整理しつつ説明しなさい。
    冷戦とは、イデオロギー対立と、核兵器による人類お滅亡の脅威を背景とした、米ソ間の政治的コミュニケーション機能の低下により発生した、直接軍事衝突に至らない緊張状態、をいう。熱戦は開始と終結が特定の一時店で明確であるが、冷戦はそれらに幅があり不明確である。

    冷戦発生の第一の要因は、いうまでもなくイデオロギー対立である。アメリカの自由主義・資本主義に対して、社会主義・共産主義を国家存立の基本的価値とするソヴィエト社会主義共和国連邦が成立したことで、冷戦の種子が巻かれた。しかしその後、ヒトラーのドイツが台頭したため、これへの対処を優先せざるを得なくなり、ドイツの対ソ侵攻(1940年)と共に、米英ソは対ドイツの戦時同盟を結成することとなった。

    しかし終戦と共に、米英とソ連の対立が深刻になっていった。問題の根本は戦後の世界において米英ソの勢力圏をどのように分けるか、ということだった。1945年末から1946年はじめにかけて、ソ連側の対西側強硬姿勢がはっきりするようになり、それを受けてアメリカの対ソ認識が悪化していった...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。