東工大:コンピュータリテラシー発表「ES細胞と論文捏造」

閲覧数1,977
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員1,320円 | 非会員1,584円

    資料紹介

    東工大:コンピュータリテラシーでのテーマ別発表「ES細胞と論文捏造」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ES細胞と論文捏造

    概要
    2004年、ソウル大学の黄禹錫教授(当時)が世界で初めてヒトクローン胚
    から胚性幹細胞(ES細胞)の作成に成功と科学誌サイエンスにて発表。翌
    年には同誌で、患者の皮膚細胞をもとにES細胞を作成したと公表した。し
    かし研究協力者が論文は虚偽と暴露し、ソウル大調査委員会は論文が捏
    造だったと断定した。
    論文捏造はなぜ起きたのか。そして、なぜ発覚が遅れたのか。韓国社会
    がノーベル賞受賞に対して、焦燥感を感じていたこと、また過去の捏造事
    件と比較すると、研究者、研究所単位でのヒエラルキーの存在が原因だと
    考える。これを取り除き、内部通報制度を整えることで、より公正に審査が
    でき、より迅速に科学の不正を取り除くことができるという結論に至った。

    はじめに
    今回、ソウル大での捏造事件によって、科学の不正に注目が集まった。我が国でも東京大学や
    大阪大学で論文の捏造が行われた事実があり、対岸の火事と言ってられない。よって、今事件
    の経緯を、大韓民国の政治・科学情勢から論文捏造事件がなぜ起こったのか、どのように起こっ
    たのかを調査する。さらに過去の捏造事件をもとにして、一般捏...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。