民主党 manifesto_2009

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    資料紹介

    民主党の政権政策
    暮らしのための政治を。
    ひとつひとつの生命を大切にする。他人の幸せを自分の幸せと感じられる社会。それが、私の目指す友愛社会です。
    税金のムダづかいを徹底的になくし、国民生活の立て直しに使う。それが、民主党の政権交代です。
    命を大事にすることも、ムダづかいをなくすことも、当たり前のことかもしれません。
    しかし、その「当たり前」が、壊れてしまっているのです。
    母子家庭で、修学旅行にも高校にも行けない子どもたちがいる。病気になっても、病院に行けないお年寄りがいる。
    全国で毎日、自らの命を絶つ方が100 人以上もいる。
    この現実を放置して、コンクリートの建物には巨額の税金を注ぎ込む。
    一体、この国のどこに政治があるのでしょうか。
    政治とは、政策や予算の優先順位を決めることです。私は、コンクリートではなく、人間を大事にする政治にしたい。
    官僚任せではなく、国民の皆さんの目線で考えていきたい。
    縦に結びつく利権社会ではなく、横につながり合う「き ず な 」の 社 会 を つくりたい。
    すべての人が、互いに役に立ち、居場所を見出すことのできる社会をつくりたいのです。
    民主党は、「国

    資料の原本内容

    民主党の政権政策

    暮らしのための政治を。
    ひとつひとつの生命を大切にする。他人の幸せを自分の幸せと感じられる社会。それが、私の目指す友愛社会です。

    鳩山政権の政権構想
    5原則

    税金のムダづかいを徹底的になくし、国民生活の立て直しに使う。それが、民主党の政権交代です。

    原則 1 官僚丸投げの政治から、
    政権党が責任を持つ政治家主導の政治へ。

    命を大事にすることも、ムダづかいをなくすことも、当たり前のことかもしれません。

    原則 2 政府と与党を使い分ける二元体制から、
    内閣の下の政策決定に一元化へ。

    しかし、
    その「当たり前」が、壊れてしまっているのです。
    母子家庭で、修学旅行にも高校にも行けない子どもたちがいる。病気になっても、病院に行けないお年寄りがいる。
    全国で毎日、自らの命を絶つ方が100人以上もいる。
    この現実を放置して、コンクリートの建物には巨額の税金を注ぎ込む。
    一体、この国のどこに政治があるのでしょうか。
    政治とは、政策や予算の優先順位を決めることです。私は、コンクリートではなく、人 間を大事にする政治にしたい。
    官僚任せではなく、国民の皆さんの目線で考えていきたい。

    原則 3 各省の縦割りの省益から、
    官邸主導の国益へ。
    原則4 タテ型の利権社会から、
    ヨコ型の絆
    (きずな)
    の社会へ。
    原則5 中央集権から、地域主権へ。

    5策
    第 1策

    縦に結びつく利権社会ではなく、横につながり合う
    「きずな」
    の社会をつくりたい。
    すべての人が、互いに役に立ち、居場所を見出すことのできる社会をつくりたいのです。
    民主党は、
    「 国民の生活が第一。

    と考えます。その新しい優先順位に基づいて、
    すべての予算を組み替え、子育て・教育、年金・医療、地域主権、雇用・経済に、
    税金を集中的に使います。
    生活の安定が希望を生み、意欲的になった心が、
    この国全体を押し上げていきます。
    国民を苦しめている古い仕組みを終わらせ、
    すべての人が生きがいと働きがいを持てる国を、
    あなたと民主党でつくり上げようではありませんか。

    いよいよ、政権交代。
    民主党代表

    政府に大臣、副大臣、政務官(以上、政務
    三役)

    大臣補佐官などの国会議員約100人を
    配置し、
    政務三役を中心に政治主導で政策を
    立案、調整、決定する。

    第2 策 各大臣は、
    各省の長としての役割と同時に、
    内閣の一員としての役割を重視する。
    「閣僚
    委員会」
    の活用により、閣僚を先頭に政治家
    自ら困難な課題を調整する。
    事務次官会議は
    廃止し、
    意思決定は政治家が行う。

    総理直属の「国家戦略
    第3 策 官邸機能を強化し、
    局」
    を設置し、
    官民の優秀な人材を結集して、
    新時代の国家ビジョンを創り、政治主導で
    予算の骨格を策定する。
    第 4策

    事務次官・局長などの幹部人事は、
    政治主導
    の下で業績の評価に基づく新たな幹部人事
    制度を確立する。政府の幹部職員の行動
    規範を定める。

    第5策

    天下り、渡りの斡旋を全面的に禁止する。
    国民的な観点から、
    行政全般を見直す
    「行政
    刷新会議」を設置し、全ての予算や制度の
    精査を行い、無駄や不正を排除する。官・
    民、
    中央・地方の役割分担の見直し、整理を
    行う。国家行政組織法を改正し、
    省庁編成を
    機動的に行える体制を構築する。

    民主党政権が政策を実行する手順をご説明します。
    政権政策の
    実行手順
    1
    マニフェストで国民に
    約束した重要政策を、
    政治の意志で実行する。

    マニフェストの工程表

    マニフェストの実現により、家計で使えるお金を増やし、生活不安を解消します。

    項目
    子ども手当・出産支援

    年額31.2万円の子ども手当、出産一時金

    平成22年度

    平成23年度

    子ども手当の半額実施

    0.5兆円

    私立高校生にも相当額助成

    2

    年金記録問題への対応、新たな年金制度の創設

    「税金のムダづかい」

    再生産している
    今の仕組みを改め、
    新たな財源を生み出す。

    医療・介護の再生

    記録問題への集中対応期間
    (0.2兆円)

    医師不足解消など段階的実施 1.2兆円

    農業の戸別所得補償

    調査・モデル事業・
    制度設計

    1.6兆円

    2.5兆円

    ガソリン税などの暫定税率の廃止・減税

    その他の政策は、
    優先順位をつけて
    順次実施する。

    高速道路の無料化

    1.3兆円

    段階的実施

    原則として、高速道路を無料化

    雇用対策

    4
    政策の効果を検証し、
    次の年度に反映させる。

    雇用保険を非正規労働者に拡大適用、求職者支援等

    0.3兆円

    所要額概算

    7.1兆円

    上記以外の政策

    (後期高齢者医療制度廃止、大学奨学金拡充、最低賃金引き上げ、
    中小企業支援等)

    (法案作成・関連法案成立)

    1.0兆円

    暫定税率の廃止
    3

    新たな制度の決定

    制度設計

    (年金制度に関する国民的合意)

    医師不足の解消、新型インフルエンザ対策等、介護労働者の待遇改善

    販売農家を対象に所得を補償

    平成25年度

    5.5兆円

    2.7兆円

    公立高校の実質無償化

    年金制度の改革

    平成24年度

    0.8兆円
    12.6兆円

    13.2兆円

    13.2兆円
    3.6兆円

    財源を確保しつつ、順次実施

    16.8兆円

    平成25年度の所要額:

    1

    ムダ
    づかい

    税金は、
    官僚と一部政治家のものではありません。
    国民の税金を、国民の手に取り戻します。

    国の総予算207兆円を全面 組み替え。
    税金のムダづかいと天下りを根絶します。
    議員の世襲と企業団体献金は禁止し、衆院定数を80削減します。
    国民生活にとって必要なものは何か?
    必要なものは増やし、
    そうでないものは削る。
    明快な基準で全てを組み替えた予算が、
    あなたの暮らしを良くします。
    ムダづかいを
    なくすための政策

    今の仕組みを改め、
    新しい財源を生み出します。
    1

    区分

    平成21年度
    予算額

    (単位:兆円)

    説明

    節約額

    公共事業

    7.9

    ○川辺川ダム、
    八ツ場ダムは中止。
    時代に合わない国の大型直轄事業は全面的に見直す。
    ○道路整備は費用対効果を厳密にチェックしたうえで、
    必要な道路を造る。

    1.3

    人件費等

    5.3

    ○地方分権推進に伴う地方移管、
    各種手当・退職金等の水準や定員の見直し、
    労使交渉を通じた
    給与改定
    (公務員制度改革後)
    など様々な手法により、
    人件費等を削減。

    1.1
    6.1

    庁費等

    4.5

    ●天 下りのあっせんを 全 面 的に 禁止します。
    特別会計、独立行政法人、公益法人の仕事を
    徹底的に見直します。

    委託費

    0.8

    施設費

    0.8

    補助金

    49.0

    ○天下りの在籍する独立行政法人、
    特殊法人、
    公益法人などへの支出
    (1年に約12兆円)
    や、
    国の
    契約
    (年間契約8兆円の約半分が随意契約)
    を見直して、
    国の政策コスト、
    調達コストを削減する。
    ○補助金改革で関連の事務費、
    人件費を削減。
    また国の過剰な基準を強制せず、
    地域の実情に
    合った基準を認めることで、
    低コストで質の高い行政サービスを可能にする。
    ○独立行政法人、
    特殊法人、
    公益法人の仕事を徹底的に見直し、
    天下りのためにある法人・仕事は廃止して、
    その団体への補助金等を削減。

    ●官製談合と不透明な随意契約は一掃します。

    借金返済等

    79.6

    ○ほぼ全額が国債償還費。

    年金・医療等保険給付

    46.1

    ○年金、
    医療、
    雇用にかかわる保険の給付費用。

    繰入・貸付金・出資金

    9.9





    その他

    2.5

    ○議員定数削減による歳費カット。
    ○予算査定の厳格化。

    0.6

    ●国家公務員の総人件費を2割削減します。
    ●国が地方に使い途を指定する「ひもつき補助
    金」は廃止します。
    ●企業団体による献金、パーティー券購入を
    禁止します。

    206.5
    2

    ●衆議院の比例代表定数を80削減します。

    小計額

    説明

    活用額

    「埋蔵金」
    の活用

    ○平成21年度補正予算で乱立した基金、
    財政投融資特別会計・外国為替資金特別会計の運用益
    などの一部を政策経費に充当する。
    (両特別会計合計で5.0兆円=平成20年度見込み)

    4.3

    政府資産の計画的売却

    ○政府の保有する資産
    (未利用国有地、
    宿舎・官舎、
    民営化した会社の株式)
    などを計画的に売却。

    0.7

    小計額

    5.0

    ○不透明な租税特別措置を全て見直して、効果の乏しいもの、役割を終えたものを廃止する。
    ○「控除」
    から
    「手当」
    へ転換するため、
    所得税の配偶者控除・扶養控除を廃止し、
    「子ども手当」
    を創設。

    2.7

    こんなにあるムダづかいの恐れ(平成21年度補正予算)
    租税特別措置などを見直す。

    ・メディア芸術総合センター建設
    (国営マンガ喫茶、117億円)

    3

    ・官公庁の施設整備(2兆9000億円)

    公平で透明な税制を創る

    ・雇用対策と称して天下り法人に渡した基金
    (7000億円)
    ・効果の疑わしい農地集積事業(3000億円)

    9.1

    税金などをため込んだ「埋蔵金」や資産を国民のために活用する。
    改革の対象

    ●国会議員の世襲は禁止します。



    国の総予算207兆円を徹底的に効率化。ムダづかい、不要不急な事業を根絶する。

    ※特定扶養控除、老人扶養控除、障害者控除等は存続させる。年金税制について公的年金等控除拡大・老年者控除復活を実施するので、
    配偶者控除を廃止しても、年金受給者の税負担は軽減される。

    平成...

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