小学校家庭科の学習指導要領に示された「消費生活」の学習内容よると、「身近な消費生活と環境」という項目の中で、金銭の大切さと計画的な使い方、身近な物の選び方、といったお金の大切さと計画的な使い方、そして購入する際にどのような点に注意して物を選ぶかといった買い物にかかわる事項。購入後に物を大切に使うこと、使い捨てせずにリサイクルなど環境への影響を考えることなどの環境に配慮した生活の工夫という二つに大別されている。学習指導要領の改訂により、お金を使って何かを買うといった狭い意味での消費ではなく、買った物をどのように使い、環境のためにはどのような消費者となるべきかといった広い意味での消費生活を学ぶことが求められるようになった。
08809 家庭科指導法 第2分冊
小学校家庭科の学習指導要領に示された「消費生活」の学習内容よると、「身近な消費生活と環境」という項目の中で、金銭の大切さと計画的な使い方、身近な物の選び方、といったお金の大切さと計画的な使い方、そして購入する際にどのような点に注意して物を選ぶかといった買い物にかかわる事項。購入後に物を大切に使うこと、使い捨てせずにリサイクルなど環境への影響を考えることなどの環境に配慮した生活の工夫という二つに大別されている。学習指導要領の改訂により、お金を使って何かを買うといった狭い意味での消費ではなく、買った物をどのように使い、環境のためにはどのような消費者となるべきかといった広い意味での消費生活を学ぶことが求められるようになった。
以下、小学校学習指導要領に述べられている消費者教育関連の事項の内容を踏まえながら、小学校家庭科で指導すべき内容と留意点について考えていく。
(1)物や金銭の使い方と買物について、次の事項を指導する。
ア.物や金銭の大切さに気付き、計画的な使い方を考えること。
ここでは、自分の生活とかかわらせて具体的に学習することにより、...