連関資料 :: 自然地理学2

資料:32件

  • 自然地理2
  • 『わが国で自然災害が発生した地域をひとつ選び、過去の自然災害と被害について述べ、その発生原因とその対策を地図を示して考察せよ』  長崎県島原半島の雲仙火山は約200年の沈黙を保ってきたが,1990年11月17日、噴火を開始した。 雲仙岳の噴火活動区分は大きく4つに分けられる。以下には3つを述べていく。 まずは前駆地震活動期である。今回の1990年の噴火では、前兆となる地震活動から始まった。噴火1年前の1989年11月に発生した橘湾の群発地震である。そして、決定的な前兆現象は,噴火4カ月前の1990年7月より観測され始めた。1年間にわたる前駆的な地震活動を経て水蒸気爆発へといたったのである。 次が噴煙活動期である。噴火がはじまったのはこのころである。最初の噴火は小規模なもので、12月ごろには道路の通行止めも解除され終息へ向かうものと思われた。が、1991年に入り噴火の規模が拡大し、5月ごろには降り積もった火山灰などによる最初の土石流が発生した。 続いて溶岩ドーム形成期であるが、半年間の噴煙活動の後、3年9ヶ月に及ぶ溶岩噴出へと発展し、ひとつの巨大な溶岩ドームを形成した。この溶岩ドームが普賢岳山頂部東端から東斜面にかけて成長したため、きわめて不安定で、その間、局部的に崩壊し火砕流を頻発させた。 噴火活動は島原半島、特に島原市と深江町に大きな被害をもたらした。被害をもたらす主な要因は火砕流と堆積した火山灰による土石流で、これらが水無川および島原市の千本木地区を流れ下り、それらの地域に大きな被害を与えたのである。また、火山活動中は約200年前に起きた「島原大変肥後迷惑」の原因となった、眉山の崩壊による2次災害が懸念されたが、今回の噴火活動では眉山により千本木地区と水無川へと火砕流が流れ、その結果、島原市の中心部を守る形となった。以下がそれを示す地図である。 火砕流の発生は数千回にもおよび、焼失した家屋は820棟で、44人の尊い命を奪った。 1995年2月には溶岩噴出を停止したが、この間の総噴出量は約2億立方メートルで、その半分が崩壊した。また、降り積もった火山灰は、雨が降ると土石流となり、約1,300棟が損壊した。  一方、この災害に対する防災活動であるが、前兆現象が観察されていたため、それぞれの防災対策機関の連携は良好であり、長崎県、島原市、陸上自衛隊、そして上の地図にも記載されている観測所を持つ九州大学との連携はすばらしいものであったと言われている。自衛隊は救援活動のために九州大学等の指導を受けつつ協同で火山観測を行い、それを関係機関や地元住民へ24時間体制で情報提供できたことで地元住民の心の安定と復旧作業の進展に大きく貢献した。 しかし、報道関係者による無理な取材も行われた結果、被害が拡大したことも見られるのである。報道関係者は取材競争の中、消防や警察も立ち入らない危険地帯に踏み込み、そして滞在した。その結果、消防や警察もこれを対処するために危険地帯に立ち入らざるを得なくなりその結果として、消防団、警察官なども被害を受けた。ただ、これは、報道関係者に批判が集まったが、実際は火砕流が発生している間も、避難勧告地域への立ち入りは地元住民でも可能であり、立ち入りに対してはなんら法的な拘束力をもたなかった。実際に、地元住民などからも被害が出て、法的な拘束力避難勧告地域への立ち入りを禁止しなかった行政にも批判があった。その後、行政側がこの反省を踏まえ災害対策基本法に基づき警戒区域を設定した。 様々な、混乱が考えられる自然災害では、地元住民と行政が手を携えて、
  • 佛大 レポート 教員免許 教育学 自然地理学
  • 770 販売中 2008/06/21
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  • 自然地理 設題2
  • 『わが国で自然災害が発生した地域をひとつ選び、過去の自然災害と被害について述べ、その発生原因と対策を地図を示して考察せよ』 私は昨年の12月、観光で神戸の街を歩き回った。その途中、一冊の雑誌から「阪神淡路大震災」ということばが飛び込んできた。その記事には現在の神戸も街並みとはかけ離れた、まるで戦争による空襲を受けたかのような写真が載せられていた。 今回、そのときの記憶を思い出し、また心に刻むと言う意味もかねて、阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)について考察していきたいと思う。 ~記録、そして記憶~ 1、阪神淡路大震災の概要 発生年月日、平成7年(1995年)1月17日(火)5時46分 地震名、平成7年(1995年)兵庫県南部地震 震央地名、淡路島(北緯34度36分、統計145度02分) 震源の深さ、16km 規模、マグニチュード7.3 各地の震度  震度7 神戸市須磨区鷹取、長田区大橋、兵庫区大開、中央区三宮、灘区六甲道、東灘区住吉、芦屋市芦屋駅付近、西宮市夙川など、宝塚市の一部、淡路島北部の北淡町、一宮町、津名町の一部 (別紙資料、地図1・2参照) 震度6 神戸、洲本 震度5 京都、彦
  • 地震 都市 自然 記憶 考察 被害 原因 記録 動物 災害
  • 550 販売中 2009/03/05
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  • 自然地理 第設題
  • 我が国で自然災害が発生した地域をひとつ選び、過去の自然災害と被害について述べ、その発生原因とその対策を地図で示して考察せよ。 自然災害  災害とは暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火等の自然現象の変化による自然災害を指すが、人為的な原因による大きな事故(人的災害・人災)も災害に含むことが多い。排気ガス・大気汚染・鉱毒・騒音等人類の生産活動においてが生み出された災害は、人災か天災かの判定がしばしば訴訟問題にも影響してくる。四日市ぜんそく・イタイイタイ病・水俣病等は明らかに人災であるのに対して、地震・津波・台風・高潮・集中豪雨そのものは自然災害である。そして、これらの自然災害による被害を軽減させるためにはそれぞれの防御手段が必要である。また、地域住民の自然災害への危機感や予備知識がなければならない。  たとえば、関東大震災のように地震が起きた際に火災も発生したり、阪神・淡路大震災の時に倒壊した建物の下敷きになってしまったりと、自然災害に対する防御手段が不十分なために、二次災害も引き起こされる。つまり、自然災害が起こる際には、人災も起こる可能性が高いといえる。 第2章 近畿地方にお
  • 地震 地域 自然 被害 災害 地方 原因 記録 タイ 時間 佛教大学 佛大 科目最終試験 自然災害
  • 550 販売中 2009/05/09
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  • 自然地理 第設題
  • 佛教大学 教職科目レポート 以下の科目の合格レポート一覧です。提出したままの形で載せておりますので、レポート作成の参考にして下さい。丸写しは不可でお願い致します。 外国史 第一設題 (A評価) 教育心理学 第1設題 (A評価) 教科教育法社会 第一設題 (B評価) 教科教育法社会 第二設題 (B評価) 自然地理学 第1設題 (A評価) 自然地理学 第2設題 (A評価) 人文地理学 第1設題 (A評価) 人文地理学 第2設題 (A評価) 生徒指導・進路相談の研究 (A評価) 道徳教育の研究  (A評価)
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  • 自然地理設題
  • わが国で自然災害が発生した地域をひとつ選び、過去の自然災害と被害について述べ、その発生原因とその対策を地図を示して考察せよ。 兵庫県で起こった阪神・淡路大震災について。 自分が住んでいる地域が兵庫県・神戸市ということで、自然災害が起こった地域を兵庫県とし、兵庫県で発生した大地震である「阪神・淡路大震災」について述べたいと思う。 今もなお、日本のみならず世界中で大地震は起こっている。最近でも「東日本大震災」は東北地方で起こったが、その中でも自分自身が幼いながらも実際に経験した「阪神・淡路大震災」もその大地震・大震災のひとつである。 まず、兵庫県で起こった「阪神・淡路大震災」についての概要を簡潔に述べたいと思う。 「阪神・淡路大震災」または「兵庫県南部地震」ともいう。これは、1995年(平成7年)1月17日に淡路島北部を震源とするマグニチュード7,3の大地震が発生した。この大地震の影響によって、自分の住んでいた神戸などでは震度6を観測したほか、東北地方南部から九州地方にかけて広範囲で有感となった。それに加えて、気象庁の報告では神戸市や淡路島の一部地域では実際は震度7に相当する揺れが発生したと判明している。[図1]は現地調査による震度7の分布である。
  • 自然地理学 第二設題 佛教大学 A評価
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