課題:教育実習を終えた現在、教師の使命をいかに考えているのか。教師をめざす者として、今後どのような点に努力すればよいと思うか。
課題:教育実習を終えた現在、教師の使命をいかに考えているのか。教師をめざす者として、今後どのような点に努力すればよいと思うか。
教育実習を終え、多様な価値観をもった子どもたちの集団(学級)を相手にするということは至難の業だと感じたのが正直な感想である。
今まで私は、「教わる」立場しかなく、「教える」立場になったのは、この教育実習が初めての経験であった。学生時代や社会人時代に、多少誰かに物を説明したりということはあったが、それはあくまでも1対1という関係で、1対30人という経験はない。私が「教える」立場に慣れていないことに子どもたちも戸惑っている様子が伺えた。
初めて授業を行う際、一体誰に合わせて授業を進めればよいのか全く分からなかった。分からないまま授業を行い、結局自分の一方的な授業に終わってしまった。授業中子どもたちから「進むスピードが遅い」、などの声があり、発問後、すぐに回答を終えて暇そうにしている子どもの姿などが目に付いた。1対1だと相手に合わせて説明を加えたり、理解が早ければ進度をあげることも簡単にできる。しかし、学力がそれぞれ皆違う30人が相手だと一人ひとり理解できているのか...