教育社会学 科目最終試験 6設題

閲覧数3,634
ダウンロード数103
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    教育社会学 科目最終試験 S010
    ①日本型の学歴社会の特質についてまとめ、学歴社会の今後の展望について述べよ。  
    ②いじめ問題の国際比較を通して、その共通性と異質性について具体的に説明せよ。
    ③学力低下の実態についてまとめ、その問題を整理せよ。
    ④イギリス・アメリカ・中国からひとつを選び、日本の教育改革と比較し、それぞれの特徴を整理せよ。
    ⑤いじめの原因についてまとめ、それが学校だけの問題でないことについて説明せよ。
    ⑥国際化する社会に対応する教育とは何かについてまとめ、そのために学校はどのように変わらなければならないかを説明せよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教育社会学 科目最終試験 S010
    ①日本型の学歴社会の特質についてまとめ、学歴社会の今後の展望について述べよ。  
    明治時代になり、新政府が必要としたのは、各分野における優れた人材であり、その質的、量的に安定した供給を保証してくれる機構であった。明治初期の「富国強兵」に代表される欧米へ追い付くことを意図した国家目標達成のためには、幅広い分野で、相当数のリーダーが必要とされたのである。より効率的な人材養成、登用のシステムとして考えられたのが、学歴社会・主義であった。学校という場にできるだけ広い階層の子どもを集め、そこで一定のルールに基づき子どもを競わせる。そして学校での成果に応じて社会的・職業的地位を割り振るというわけである。つまり学歴社会は国民の知的、文化的基盤を整える役割を果たすと同時に、多方面にわたるリーダーを安定的に供給し、近代日本を支えてきたそれなりのメカニズムだったのである。  そもそも、人間の実力・能力というものを的確に測定するということは非常に困難なことである。それぞれの国家・社会で何らかの社会的指標を手掛かりにして推測していくのであるが、これまでの日本ではそれが教育経...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。