佛教大学 通信教育部 レポート 算数科教育法(第1設題) B判定

閲覧数2,137
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     「算数科教育の歴史(黒表紙教科書、緑表紙教科書、水色表紙教科書、単元学習、現代化、ゆとり)について述べ、それらの教育内容を自分の視点で考察せよ。上記を踏まえ、2002年度完全実施の学習指導要領(算数科)の特徴について述べ、その教育内容を自分の視点で考察せよ。」
    江戸時代には、武士のための学校として官学や藩校、庶民のための学校として私塾や寺子屋があった。庶民が通った寺子屋では、読み、書きについで、算盤を用いた珠算など実学的な算数を学んでいた。この頃は、親の職業を継ぐ者が多く、子どもの学習もそれに役立つ内容となっていた。
     明治時代初期には、学制が制定(1872年)され、国家による学校教育が始まった。欧米の様々な教科書を用いて、比較的自由な算数教育が展開されていた。算数は、数と計算の内容が中心であった。また、小学校高学年用にアレンジされたユークリッド幾何学の内容が行われていたが、教育制度が整えられていく中、自由な雰囲気は徐々に規制され、次第に小学校から幾何の内容は削減されていった。
     明治時代中後期には、富国強兵政策のもと学制改革(1886年)、大日本帝国憲法発布(1889年)、教育勅語...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。