大学の博物館学芸員課程のレポートで、
「博物館資料展示の工夫」について、
京都市内動物園、国立科学博物館の動物展示に特化し、
本物と標本展示を比較し、書いています。
博物館学芸員課程のレポートに良く出そうな課題なので、
履修されている方や、通信教育の方のレポートの参考にしてください☆
合格をいただいたレポートです。
博物館資料展示の工夫
研究対象博物館 1:国立科学博物館(訪問日:2010 年 11 月 5 日)
2:京都市動物園(訪問日:2011 年 1 月 3 日)
はじめに
本研究は上記の2つの博物館を対象に動物や自然の展示の工夫を調査することを目
的とした。
本研究の主な比較内容
1、動物の展示の工夫(標本、実物)の比較。
2、動物が暮らす環境の展示の工夫。
研究対象博物館 1:国立博物館
まず、動物展示の工夫から見てみる。この館では、動物の標本が何体か展示されてい
る。(写真 1,2)
写真 1,標本
写真 2,標本
「野生大型獣」
「動物たちが生きるための知恵」
「サバンナのほ乳類」の3つで分類され
ており、実物大の動物を見ることができる。照明を暗くすることで、迫力がある。また、
下からだけではなく、階段を登って上から見ることができる場所や、標本群を中心とし
てフロアが構成されているため、ガラス越しに様々な角度から見ることができる。全体
をガラスで覆っているため、近づくことができず、中央に設置されているものや、端に
あっても反対側を見たい場合は遠いため、見にくい。
次に、フロア...