アタッチメント(愛着)~社会適応~

閲覧数2,202
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    資料に関する説明及び紹介文句を入力してください。
    (検索、露出及び販売にお役立ちます)

    タグ

    環境子ども発達社会愛着行動課題安全影響体験福祉

    代表キーワード

    環境

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    はじめに
       人は誰しも未熟な状態でこの世に生まれ、養育者を必ず必要とする。子どもは、社会的環境の中で母性的人物との関わりによって発達を遂げることができるのであり、育児を無視しては発達を語ることはできない。
       ボウルビィによる愛着の形成過程を基本において、本課題では子どもの発達に必要なもや社会適応に与える影響について、考えていきたい。
      
    子どもの発達と愛着形成
    ボウルビィは、赤ちゃんと特定の他者との間で形成される情愛的な結びつきに早くから注目し、赤ちゃんが表す母親や養育者への親密な行動を愛着(アタッチメント)とよんだ。愛着行動は、泣きや微笑を愛着の対象に対する子どもの発信行動の一つとしてとらえ、さらに定位行動(注視、後追い、接近)や能動的身体接触行動(よじ登り、抱きつき、しがみつき)も含む。
    幼児は、愛着の対象となる大切な人と感情や経験を共有し、動作や声によるやり取りも手がかりにコミュニケーションの喜びを感じ合い、信頼を深めて絆を成立させて発達していく。「好きな人」は、子どもにとっては安全基地であり、愛着対象の役割として非常に重要な要素を持つ。例えば、母親の腕の中という安全基...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。