生徒指導 【1単位目】

閲覧数1,171
ダウンロード数20
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    生徒指導 【1単位目】

    「生きる力」「自己指導力」を育成する生徒指導の観点に立ち、子どもたちを取り巻く現代社会の急激な変化や児童期の成長発達を踏まえ、どのような学級づくり(学級経営)は考えられるかをまとめなさい。その際、学級における「家庭・地域との連携、協力」による指導の取り組みにも考慮しなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    生徒指導
    【1単位目】
    現代の子どもを取り巻く社会環境は、以前に比べ激しく変化している。それは子どもたちの成長が育まれていく家庭環境にも影響している。まず、産業構造の変化に伴い家長であった父親が会社に取り込まれ、子どもの前から姿を消すことになった。また、女性の子どもを産む理由が“社会のため”から“自分のため”へと変化したことにより、子どもへの期待が膨らみ過保護・過干渉になりがちとなった。さらに、電化製品の普及により家事労働が楽になって母親も仕事に就くようになったため、留守家族化が進んでいるのである。そして、テレビやゲームなどにより暴力・弱い者いじめ・商品化された性などが茶の間に侵入してくる状態となった。第1次産業が中心だった頃は、親の働く姿を目にすることも多く、家庭は重要な教育場であった。しかし、社会の変化と共に家庭での教育は機能しなくなっていったのである。
     このような環境の中で育つ子どもはどのような特徴を持つのだろうか。まず、親子の密着・過保護・過干渉の下では自主性・自律性・自己責任性が育ちにくい。また、高い期待に応えられないことによって無能力感や無関心に陥りやすいのである。だが、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。