聖徳大学 解剖生理学 第1課題第1設題

閲覧数1,985
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    1.細胞神経の構造、神経細胞が『興奮する』とはどういうことか、神経細胞内の興奮の伝達とシナプスにおける興奮の伝達の仕方について説明しなさい。
    2.骨格筋の細胞内構造まで説明した上で、それに基づいて骨格筋の収縮の仕組みについて述べなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第一課題 第一設題
     ①神経細胞は情報処理をおこなうために特殊に分化した細胞である。したがって一般の細簿としての性質をもつとともに、神経機能を営むうえで神経細胞独自の2つの性質をもっている。1つには、突起をもつこと、2つには、細胞膜が興奮する性質を有することがあげられる。つまり神経回路網をつくるため、その形態学的特徴として細胞の一部が突出し、多数の突起を有している。神経細胞を培養すると、細胞から多数の突起が出てくるように、神経細胞が本来もっている性質である。神経細胞の膜の一部に活動電位が発生すると、軸索を電気信号として伝わる。これを興奮の伝導という。細胞膜の一部が興奮して活動電位を発生すると、Na+は細胞内を通って隣接する静止部に流れ込む(つまり電流が流れる)。その結果、隣接部の細胞膜は脱分極されて新たな活動電位を生じる。こうして次々と隣接部を興奮させ活動電位を発生させ、興奮が伝道していく。神経終末と他の神経細胞、筋あるいは線細胞との接合部をシナプスといい、神経の軸索を活動電位として伝導されてきた情報は、シナプスを介して次の細胞に伝えられる。シナプスにおける興奮の伝達は神経伝達物質の放...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。