特別活動の指導法第一分冊

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    資料紹介

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    校種の指定を小学校とする。
    学習指導要領に、小学校の特別活動の目標が次のように記されている。
    「望ましい集団活動を通して、心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図るとともに、集団の一員としての自覚を深め、協力してよりよい生活を築こうとする自主的、実践的な態度を育てる。」
    特別活動の目標の冒頭に「望ましい集団活動を通して」とあることから、特別活動は、望ましい実践的な集団活動として展開される教育活動であることを特質とするものといえる。
    特別活動の目標は、学級活動、児童会活動、クラブ活動および学校行事などの内容の総括目標である。したがって、それぞれの活動内容について、具体的に把握するとともに、児童が自主的で実践的な活動を展開することによって、目標の達成ができるように指導していく必要がある。
    特別活動は、平成元年版学習指導要領から、小学校、中学校、高等学校を通して統合化が図られ、一貫性のあるものになった。その理由の一つは、今日のわが国は、世界にも稀に見る高学歴社会になっていることである。そこで、特別活動は小学校から、高等学校までの連続性を考え、一貫した目標と内容に基づく指導によって成果をあげよう...

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